新柳の教え

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【管理職への道】疲弊する職場を変えるために手を挙げた男の奮闘記

皆さん、こんにちは。

私は長年にわたり様々な業界で中間管理職を経験し、現在は取締役として活動している者です。

まず自己紹介から始めたいと思います。

私は内向的な性格で、人々の前で中心となることは苦手でした。

なるたけスポットライトが当たらぬよう、なるたけ目立たないように生きていました。

 

しかし、キャリアの途中である時期、私は自ら手を挙げて管理職試験を受けることを選びました。

そのきっかけとなったのは、所属していた部署の混乱状況でした。

私たちは長時間労働を強いられ、その結果として精神的にも身体的にも消耗し、業績も好転する兆しが見られませんでした。

そこで思ったのは、この状況を変えるためには何が必要なのか、そして自分自身がその中で何ができるのかということでした。

その答えが、私自身が管理職になることでした。

とはいえ、そう簡単に管理職に手を挙げるようなタマではなかったので、なんとかしたいとは思いながらウジウジしていたところに、一緒に苦労を共にしていたメンバから管理職になってくれと言われたことが1番大きかったです。

 

管理職とは、文字通り組織やチームを管理する役職です。

しかし、私が学んだ真実はそれだけではないということです。

管理職とは、リーダーシップを発揮し、仕事を進め、問題を解決し、人々を結束させ、業績を向上させる役職なのです。

そして最も重要なことは、部下たちをサポートし、育て、彼らの可能性を最大限に引き出すことです。

この役割を果たすためには、自己理解が必要です。

自分自身の強みと弱み、個性と価値観、そして向き不向きを理解し、それを活用しながら成長することが求められます。

私は自己理解を深めることで、内向的な性格でもリーダーとして振る舞えるようになりました。

リーダーとして振る舞えるうになった最大のポイントは「演じる」ということを理解したことでした。

自分の性格を理由にできないことを並べ立てるのは、自己中心的な考え方です。

人々を救うためにまるで映画俳優のように役割を演じるということを覚えると、恥ずかしさはだいぶ無くなってきました。

また、自分自身の仕事をどう生み出すかということも重要です。

私は部署の状況を変えるために管理職となりましたが、それは「変化」を生み出すための仕事でした。

そして、その仕事を生み出す過程で、自分自身もまた変化し成長することを学びました。

 

クレーム対応も管理職の大切な役割の一つです。

部下や顧客からのクレームは、組織に問題が発生していることを示すサインです。

それを解決することで、部下のモチベーションを向上させ、顧客満足度を高めることが可能になります。

クレーム対応は、管理職の柔軟性と問題解決能力を試す絶好の機会です。

私は管理職になって間もない時に、クレーム対応を経験しました。

ひどく辛い経験で夜も眠れず、部下を守れない自分が情けなくて1人泣いたりもしていました。

大変な経験でしたがこれが自分が大きく成長するための薬となったのは、今思えば本当にラッキーだと思っています。

さて、このように、管理職としての役割は多岐にわたりますが、その中でも私が最も重要だと感じているのは、「部下の育成」です。

部下を育てることは、組織の未来を育てることに他なりません。

しかし、それは一朝一夕で成し遂げられるものではありません。

部下それぞれの個性や才能を理解し、それを最大限に引き出す努力が必要です。

また、「任せる」ことの難しさも感じています。

部下に任せることで、彼らの自立性を促し、自身も新たな課題に取り組む時間を確保できます。

しかし、それは完璧な結果を求めるのではなく、プロセスを大切にすること、ミスを許容することを意味します。

 

以上、私自身の経験と考えを交えながら、管理職の役割と自己理解についてお話ししました。

次回は、現場で起きている問題とその対処法について、私の実体験を基にお話しします。

それでは、次回もお楽しみに。

 

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