株式投資で結果に直結する行為は買うことと売ることのみです。
売買をする周辺でに企業調査、市場動向などの要素を調べたりしますが、これらはあくまで準備作業の類です。
企業の取引のプロセスでも売買の要素は重要ですが、目的は社会的機能を提供することですのでものづくりやサービス提供などそれ以外の要素も結果に直結します。
株式投資はある意味とても楽な取引です。
株式を購入したあとは、上場企業の優秀な社員の方々が知恵を出し合って業績向上に努めてくれるのを見守っていればいいだけなのです。
そして購入した企業の業績が好転すると株価が上がったり配当を出してくれたりします。
ですので株式購入をしたあとは基本、何もすることはないのです。
とはいえ、購入者の心理としては株価がどうなっているか気になります。
だから神経質な人だと1日に何度も株価を見たりします。
そうすると株価の変動に一喜一憂し、株価が上がれば「そろそろ売ったほうがいいかな」と考えたり、株価が下がれば「このまま下がり続けるかもしれない。売ったほうがいいかな」と四六時中考えることになります。
ですので株価をしょっちゅう見るのは良くない行為として、株式投資の達人たちは戒めています。
これが非常に難しいんですよね。
言われてもなかなかそうはできない人間の心理があり、ここを乗り越えることができるかどうかが株式投資を継続的にできるかどうかのポイントです。
私の場合、見ない方が良いことはよく理解できていますが、1日1回ぐらいは眺めています。
ただ、銘柄をたくさん持っているので全部しっかりとは見れないのが幸いしています。
株価というものは毎日変動しています。
でも毎日の動きを見ていても株価の行く末は見えません。
ある程度長い期間の株価の推移を見て、トレンドを見るのが正しい株価の見方です。
だから1ヶ月単位とか半年単位とか1年単位とか期間を長く見るのが良いのです。
ですので本当は1ヶ月に1回株価を見るぐらいがちょうどいいです。
本日は株式購入後の振る舞いについてお伝えしました。
ポイントは以下の2つです。
覚えておいてください。
・頻繁に株価を見ない
・株価の推移はある程度長い期間でみてトレンドを押さえる