みなさんこんにちは。
渋谷のセルリアンタワーで人生初のシガーバーデビューをした後、地元にシガーバーってあるのかなって調べてみました。
そしたらありました。
そしてデビュー2日後にこのお店に行きました。
カウンターの1番右端に座るよう指示されて座りました。
他の客はおらず、僕とバーテンダーの2人だけでした。
「葉巻を吸いたいんですけど、ビギナーなのでどんなのがいいか教えてください。」
バーテンダーは葉巻を吸いたいと思ったきっかけや、これから葉巻を継続的に吸っていくかなどをヒアリングして1本1200円のスイス産の葉巻を出してくれました。
それから葉巻にまつわる色んなことを教えてくれました。
葉巻の吸い方
葉巻の吸い方は慣れるまでなかなか上手くできないようです。
週に1回程度シガーバーに通ったとして、それなりに様になるには半年程度の時間を要するそうです。
このバーテンダーはとても親切な方で、僕が店に入ってから帰るまでのほとんどの時間、葉巻の話をしてくださいました。
どんな話をしてくださったのかをまとめておきます。
葉巻は口の中で煙を揺らし、肺に入れない
これは知識としては知っていました。
ただ、知っているとできるには大きな差があり、簡単なようでもこれができていません。
僕は口の中で煙を揺らして鼻から煙を出していました。
バーテンダーは教えてくれました。
「鼻から煙が出ているということは、煙が喉まで行ってしまっています。」
「吸い込んだら口を開いて、息を吸うでも吐くでもなく止めるんです。」
「それからゆっくり息を吐いて煙を出していきます。」
言われたように練習をすると、バーテンダーはよくみていてくれて
「今の口の開け方はいいですね」
とか言ってくれます。
葉巻は1回吸ったら灰皿に置き、45秒から1分ぐらいの間に次を吸う
タバコだと手に持ったまま何度も吸いますが、葉巻は吸うごとに灰皿に置くのがマナーだそうです。
45秒から1分ぐらいの間に次を吸うのは、そうしないと火が消えてしまうからです。
葉巻は基本火をつけ直すことはしないので、火が消えないように吸います。
葉巻は中毒性がないから週1回吸いにくるぐらいでちょうどいい
葉巻は中毒性がないという話は意外でした。
よくニコチン中毒とか言いますが、タバコに中毒性があるのはニコチンのせいというよりは化学物質による中毒だそうです。
バーテンダーはタバコのほとんどの成分は化学物質で、それが中毒性を誘発していると仰っていました。
これは何となく分かる話で、カップラーメンとかスナック菓子とかもほとんど化学物質で中毒性があるので、なるほどなと思いました。
対して葉巻は中毒性がないそうです。
ニコチン中毒がありそうだし、そこはまだ半信半疑ですが本当ならいいことです。
葉巻だけ吸うのではなく、お酒やコーヒーを飲みながら楽しむ
葉巻を1回吸ったら飲み物を1口飲んで味を絡めて楽しむものだそうです。
僕は葉巻だけ頼もうと思っていましたが、そういう話なのでコーヒーも一緒に飲みながら吸ってみました。
タバコの感覚だとあまり飲みながらというのがないので、感覚的にはよく分からないというのが正直なところでした。
葉巻の扱いを見れば女性の扱い方が分かる
欧米では葉巻が文化として浸透しているので、葉巻の吸い方などで人間性を判断したりするようです。
欧米の方々はテーブルマナーなどでも人間を判断するところがあるので、この話も分かる気がしました。
そして葉巻の扱い方を見て、女性をどう扱うかを見極めている人もいるというところには驚きました。
具体的には葉巻を吸う所作、灰皿の周りのきれいさなどで人を見るようです。
葉巻の奥深さを感じました。
葉巻は40分から1時間ぐらいかけて吸う
葉巻を吸う時間は長さにもよりますが、だいたい40分ぐらいから1時間で1本吸うようなペースだそうです。
通常1本しか吸わないと思うので、シガーバーで葉巻を吸う場合は1時間ぐらいの滞在が普通なのかもしれません。
葉巻の火は自分で消さない
タバコの場合は火をもみ消しますが、葉巻では絶対にやっては行けない行為のようです。
火をもみ消すのは怒りを表現するようです。
葉巻は放っておけば勝手に火が消えるので、自分で消さないのがルールです。
こんなの知らなければ消してしまいますよね。
でも欧米で葉巻をもみ消したら喧嘩を売られたように捉えられるようなので、本当に注意しましょう。
まとめ
葉巻にまつわるいろんな話を、こんなに丁寧に教えてくれるバーテンダーって他にいないかもしれません。
その日はずっと2人っきりでしたので、これ以外にもいろんな話をしてとても楽しかったです。
今まで1人で飲みに行くことさえできなかったのですが、シガーバーに初めて1人で行ってみてバーテンダーと話をする経験をして、なかなかいいものだと思いました。
恐らくこれからも通うことになりそうです。
もっともっといろんなことを教えてもらい、またみなさんに共有しますね。
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