面白いことを探してみる

みなさんこんにちは。

今日は、面白いことを探すということについてお話しします。

「今日なんか面白いことあった？」

「うーん、ないね」

「そういえば、今日大変だったんだよ。いつものあの人がさあ、またやらかしちゃってさあ・・」

うちは夫婦で時々こんなやりとりをしています。

1日を振り返って面白いことを探してみると案外出てこないんですよね。

お互いに今日の面白いことを3日ほど聞き合ってみても、何にも出てこないことの方が多いです。

というより、振り返ることによって愚痴や悩みを思い出してその話になっちゃうんです。

「1日もあれば面白いこと１個ぐらいあるんじゃないの？」

と思いますよね。

僕もそう思っているんですが、本当にないんです。

たまにはあります。

僕の場合、2週間に１回ぐらいかな。

そして、僕が面白い話ができると奥さんはすごく笑ってくれます。

こういう現状がわかってくると色々考えちゃいます。

でも奥さんも同じような感じなので、少し安心したりもしています。

夫婦のやりとりを近くで聞いている娘にも聞いてみます。

「今日面白いことあった？」

「あったよ」

とほぼ即答で返ってきます。

内容はたまにしか教えてくれないのですが、いつ聞いてもそうなんです。

　娘　　：毎日面白いことがある。

僕ら夫婦：たまにしか面白いことがない。

この差は何かなと考えると、頭の中で考えていることの違いじゃないかと思います。

よくよく考えてみると朝のスタートから違います。

娘は学校に行くのが楽しみでいつもニコニコしています。

そして、今日誰々ちゃんと遊びに行くとか楽しそうに話すんですよね。

奥さんは、その日の仕事のことで頭がいっぱいです。

医療系の仕事をしていて、毎日こんなようなことを言っています。

「昨日あの人は具合悪かったけど、今日は大丈夫かな？」

「今日はリーダーの登板だ、早く帰れるかな？」

僕もあまり口には出さないですが同じようなものです。

スタート時点で向いている方向が違うんですよね。

娘は楽しいことが起こる道、僕らは困難が起こる道に向かっています。

ゴールに辿り着くと、楽しい道では楽しいこと、困難な道では困難が起きた。

当然の結果が毎日繰り返されているということなんですね。

こうしてみていくと、面白いことを探すという感覚がそもそも間違いかもわかりません。

「探しているようじゃダメだよ、自分で計画しなきゃ面白いことなんて起こりっこないじゃん」

娘の顔を見ていると、こう言われているように思いました。

最近あまり面白いことないなと思っているみなさん、

面白いことを自分で計画する

一緒に挑戦してみませんか？

新柳の教え