みなさんこんにちは。
変わりたいけど変われない。
みなさんはこういうことありますか?
変わりたいと思っているあなたは、それだけでとても立派な方だと思います。
多くの人は現状に満足している、或いは変わることをあきらめてしまっています。
変わろうとしない人を否定するつもりはありませんが、僕は変わろうとしている人を応援したくなるし、変わろうとして色んな挑戦をする人に感動を覚えます。
変わるという決意をすると色んな障壁がやってきます。
そしてその障壁は外的要因のように見えますが、1番の障壁を作っているのは自分です。
例えばサラリーマンが起業したいと考えたとします。
起業したいと思ってもなかなか動けません。
そういう人は以下のような理由を述べます。
- お金がない
- 家族が反対する
- 今の仕事が忙しくて起業の準備ができない
これらの状況でもそれを乗り越えて起業している人はたくさんいます。
ということは必ずしも起業できない理由ではないのです。
本当は自分が起業して成功することを確信できないから、これらを理由にして起業しないで澄むことを心の奥底では望んでしまっているのです。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態です。
なぜこうなってしまうのか。
この謎の1つが自己肯定感です。
自己肯定感が低いと何かをしようとしても、「自分には無理」と思ってしまいます。
では自己肯定感を高くするにはどうすればいいか。
今回は自己肯定感について書かれた本をご紹介します。
この本を読む前に、得たい情報を考えてみました。
本から得たい情報
「自己肯定感を高めるためにはどうすればいいか?」
これが最も欲しい情報で、これが得られればいい本だったといえます。
本から得られるであろう情報
読む前に自分が得たい情報がどう書かれているか、仮説を立ててみました。
「今のままでいいんだよ」
「人と比べちゃいけないよ」
「ものごとの捉え方を変えれば自己肯定感は高くなるよ」
本から得られた情報
- 自己肯定感が低いのは自分のせいではない
- 原因はメンタルノイズ
- うまくいかないのがメンタルノイズのせいだということに気づくと楽になる
- 自分のありのままに生きる
- 自分のダメなところも認めてあげる
- メンタルノイズは自分を守るためにある
- 自己肯定感は低めのままでも良い
こんなようなことが書かれていました。
少し解説しますね。
「メンタルノイズ」とは心のクセのことです。
例えば、
好きな人に「うっとうしいと思われたらイヤ」だから、声をかけたり、LINEを送ったりできない。
だから好きな人と付き合いたいのに、いつになっても付き合えない。
こういうとき、胸のザワザワやモヤモヤを感じたりします。
これがメンタルノイズです。
自分の気持ちとは裏腹にメンタルノイズが邪魔をするのです。
だから自分とメンタルノイズは別物として分けて考えるのが良いという主張です。
「自分はダメだ」ではなく「メンタルノイズがやっていることだ」と考えようということですね。
メンタルノイズがどうして自分を邪魔をするのかというと、自分を守るため、自分が幸せでいられるためなのです。
メンタルノイズは幼少の頃に作られます。
例えば、
親のいうことを聞いていれば褒められるから、何も考えずに言うことに従う。
これを著者は「思考停止ノイズ」と言っています。
子供の頃は親の言うことに逆らうとひどい目に遭わされる可能性があるため、「思考停止ノイズ」を使って自分を守っていたのです。
大人になり会社の上司から無理な要求をされたとき、無理だと分かりながら「思考停止ノイズ」を使ってしまい苦しい思いをする。
メンタルノイズはこのように機能するようです。
これはよくわかる話です。
子供の頃、親から外では静かにするように言われ続けていた人が、大人になると人前で話すのが苦手になってしまうというのもよくあることです。
メンタルノイズは一時期は役に立つものですが、時期が過ぎると返って邪魔になるものということです。
なぜかそれに気づかずに、いつまでも同じメンタルノイズを使い続けて自分を苦しめてしまっているのです。
これはかつての成功体験にしがみついて、いつまでも古いやり方で経営をしている社長というような例とも通ずるものがあると思いました。
メンタルノイズは昔作られた自分を守るためのもの、でもいつかは役割を終える。
だから役割を終えたら手放す必要がある。
この本は、メンタルノイズというものをよく教えてくれる本です。
そしてメンタルノイズを理解してコントロールできるようになれば、結果的に自己肯定感が高まるということを教えてくれます。
- 自己肯定感が低いせいで、やる気はあるのに一歩踏み出せない人
- 一歩踏み出しているけど、スピード感がでない人
こういう人はアクセルとブレーキを同時に踏んでいます。
ブレーキにあたるものがメンタルノイズの可能性が高いです。
このような方は今回ご紹介した本を読んでみると、きっと変化が起きると思います。
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