株式投資の目的は以下の3つに大別されます。
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株式売買で利益を得る(キャピタルゲイン)
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配当で利益を得る(インカムゲイン)
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株主として経営に関与する
そして選定する銘柄は投資目的によって大きく変わります。
以下、投資目的ごとに銘柄選択の条件を上げます。
◆ 株式売買で利益を得る(キャピタルゲイン)
- 業績が著しく伸びると見込まれる銘柄(新興企業、急成長している企業など)
- 市場評価が企業価値と比べて低い銘柄
- 株価が暴落しているが復活が見えている銘柄
私の場合、株価が暴落した企業に投資するのが割と好きです。
具体的な例としては、震災直後の東京電力、カボチャの馬車問題が起きた時のスルガ銀行などに投資してうまくいっています。
◆ 配当で利益を得る(インカムゲイン)
- 高配当銘柄
- 業績が安定している銘柄
私の場合、インカムゲイン狙いの投資がほとんどを占めています。
配当利回りが4%以上のものをチョイスし、ずっと保有し続けるのが基本的な投資スタンスです。
因みにここでは、株主優待も配当の一部と捉えています。
◆ 株主として経営に関与する
株式を保有すれば誰でも経営に関与はできます。
ただ、この目的で株式投資をしている人は少ないです。
大好きな企業の株主になって少数株主になっている人もいれば、5%以上の大量保有をしている人、或いは過半数の株式を保有して経営を握る人など色んな人がいます。
もう亡くなってしまいましたが、竹田和平さんはいくつかの小型株を大量保有していました。
このように投資目的によって銘柄選択は大きく変わってきます。
そして、投資信託と違って自分で銘柄を自由に選ぶことができるのが醍醐味です。
株が上がろうが下がろうが自己責任ですが、自分で選んだ株が上がった時の喜びは格別なものになります。
これから個別銘柄に投資をしようとしているみなさんに少しでも参考になれば幸いです。