新柳の教え

人生を楽しく幸せに生きるための知恵、教え、考え方をお伝えします

皆さん、もっと孤独の時間を大切にしましょう 〜「本を遊ぶ(著者:小飼弾)」

みなさんこんにちは。

 

最近僕は本を読む習慣を取り戻しました。

老眼の影響で目が疲れて読み続けられない状況がありましたが、メガネ屋で10万円払って中近両用のメガネも作りました。

 

それまでは時々百均で買った老眼鏡をかけていましたが、30cmぐらいまではよく見えるけど50cmぐらいになるとぼやけてしまう問題を抱えていました。

 

僕が作ったメガネはこれを解消することができました。

 

お陰で読書の持続力が大きく向上し、本が長時間読めるようになってきたのです。

これから本がたくさん読めると思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

皆さん、もっと孤独の時間を大切にしましょう

 

 

この本の一節です。

この一節の周辺に書かれていることが、今の自分のもやもやを解消してくれました。

 

この本も読むのは2回目です。

僕は読書習慣を再開するにあたり、自分の本棚にある本から気になるものを読むことから初めています。

 

この本は僕にいくつかの示唆を与えてくれました。

その中で3つの節をピックアップして共有します。

  • ビジネス書ほど「本に読まれる」ジャンルはない
  • 本を読まずに、チャレンジなどできない
  • 人とつるんで読まなくていい

ビジネス書ほど「本に読まれる」ジャンルはない

内容の一部抜粋

ビジネス書は本の中でも比較的よく売れているようです。

その背景には「ビジネス書を読んで学習しなければ生き残っていけない」と考えているビジネスマンが多くいることがあります。

 

このようなビジネスマンはビジネス書はよく読むけれど、ビジネス書以外はほとんど読まない。

理由を聞いてみると、「小説などのフィクションを読んでも自分の利益にならないから」だそうです。

 

これは貧しい。

何が貧しいといって、何が自分の利益になるのかということを、自分は全部知ったつもりでいるのが貧しい。

気づいたこと

ここに書いてあるビジネスマンは僕のことです。

ビジネス書ばかり読んでいてはダメだというには、おっしゃる通りなんですが読まないよりはいいかなと思っていました。

ただ、「知らない世界をシャットアウトする読書ならしない方がいい」ということも書かれており、読書について考え直す必要があると思いました。

 

本を読まずにチャレンジなどできない

内容の一部抜粋

読書習慣のある人は、新しいジャンルの仕事に取りかかるとき、その分野に関する本を読みあさります。

自分で答えを出した上で、他のプロはどうしているのかと検証しながら読んでいくわけです。

もちろん本に答えが書いてあるとは限りません。

しかし、

「このことについては、さんざんいろんな本を調べたけれど、それでも書いていなかった。

だからこそやってみよう。」

と、自分の中でチャレンジする動機づけもできます。

気づき

話としてはよくわかることですが、行うは難しです。

やろうとしている分野のことを、ネットで簡単に情報をあさって本を2、3冊読んでスタートしているのが今の自分です。

 

昔はそれじゃダメだと思っていましたが、最近はお手軽にスピード重視でとにかくやってみるというスタイルも大事じゃないかと思っているんですよね。

 

何でそう思うかというと、本を読むのが遅いというのが根本にあります。

小飼さんは本を読むのがめちゃくちゃ速いようで、2時間あれば5冊〜10冊ぐらい読んじゃうような人です。

 

ただ、お手軽、スピード重視という考え方は「妥協の産物」であることがよく分かりました。

 

人とつるんで読まなくていい

内容の一部抜粋①

SNSをきっかけとして、盛んになされているのが、読書会です。(中略)

でも基本的に本は1人で読むものです。(中略)

本を読むのが苦手で、どうしても1人では最後まで読めない人が、そういう会に出ることで本に触れやすくなるという利点はあるかもしれませんが、少なくとも「まともに書かれた本なら、最初から最後まで読める」という教養をすでに持つ人がやることではないと思います。

気づき①

僕は複数の読書会に参加していますが、何となく違和感を持っていました。

この部分を読んで僕の読書会に関する違和感が理解できました。

僕が読書会に参加している理由は何かと考えると、以下の3つが挙がりました。

  • 僕が知らない良本を紹介してくれる
  • 読み方を教えてくれる
  • 参加者の意見を聞ける

読み方というのは速読のテクニックです。

 

僕は読書会に参加しているものの、読書会の日になってもあまりウキウキしないです。

その理由はコレかなと思いました。

  • 自分のペースで読めない
  • 読みたいときに読めない
  • 読みたい本ではなく薦められた本を読んでいる

 

小飼さんの意見にある通り、ほとんどの本は基本1人で読めます。

 

ただ読書会に参加している人や主催者は、1人では読めないという前提があるような気がします。

読めないというのは能力の話ではなく、気持ちの問題です。

僕がそうだったように、読書の意義を忘れてしまったり、忙しさにかまけて読まなくなったりということは誰しもあることだと思います。

 

こうして考えてみると、読書会の意義は読書意欲を高めるためであり、読むことではないということがよく分かりました。

読書意欲が十分に高まったら、読書会は卒業すれば良いと思いました。

そして読書会を開催する側に回って、参加者の意欲を高めるような貢献はしても良いと思いました。

内容の一部抜粋②

何だかんだいって、本を多く読む人は、人とずっと付き合っているのが苦手な人です。

人と会うのが嫌いな非社交的な性格であるという意味ではなく、読書という充実した1人の時間の使い方を知ってしまったあまり、社交に時間をとられて1人の時間を持てなくなることが苦痛になってしまったということです。

僕は

皆さん、もっと孤独の時間を大切にしましょう

「堂々と孤独でありましょう」

といいたい。

気づき②

この部分、僕は共感できます。

人とまったく関わりたくないという人はあまりいないと思います。

ただ、ずっと人と一緒にいたいという人と、1人の時間を持ちたいという人で意見は分かれると思います。

 

僕は1人の時間を持ちたい人です。

1人の時間に何をするんだろうと考えると、こんなことをしたいんだと思います。

  • 考え事
  • リラクゼーション
  • 読書
  • ボディメイク
  • 執筆活動

これらのことを集中して行っている時は、孤独感を感じることはありません。

 

ただ、自分がこれから1人の時間に向かおうとしている時に、周りの人たちがみんなで飲みに行くことを知ると、心がざわつくことがあります。

 

「これは寂しさなのかな?」

 

何なんだろうと時々思います。

自分はたいして行きたくもないのに、みんなが行くと心がざわつく。

 

「寂しさ?」

「うらやましさ?」

「世間体?」

「・・・」

 

よく分かりません。

この辺に自分の何らかの秘密が隠れているような気がしました。

 

そして、小飼さんのように自信を持って孤独の時間を大切にしたいと思いました。

 

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