みなさんこんにちは。
みなさんは「テレビ寺子屋」という番組をご存知ですか?
「テレビ寺子屋」は僕が住んでいる静岡県で昔からやっている、著名人の講演を放映している番組です。
テレビ静岡というフジテレビ系のローカル局が企画している番組なので、静岡限定かと思ったら全国でも放送しているみたいです。
僕は5、6年前から話し方を勉強する目的で時々見ています。
静岡では日曜日の朝6時半から30分、著名人が「ためになる」話をしてくれます。
久々に僕が見たのは、勝俣州和さんの話でした。
話の最初にこんなことを仰っていました。
「小学校の頃、担任の勝俣得男先生が毎日名言を教えてくれたんです」
「そして最初に教えてくれた言葉がこれです」
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
「人は立場が上になるほど頭を下げて謙虚になるんだよ、という話を聞いて感動しました」
「それから僕は名言をメモする習慣を何十年も続けています」
僕が最初に驚いたのは、勝俣得男先生です。
勝俣州和さんは僕と同郷の御殿場の方です。
そして僕も小学校5年生の時、勝俣得男先生に教わりました。
勝俣得男先生は毎日歌謡曲を教えてくれました。
ギターを片手に弾き語りで加山雄三、ビートルズなど多くの歌を歌ってくれて、歌ってくれた曲は今でも頭に残っています。
お陰で僕は歌を歌ったり、楽器を弾いたりすることがすごく好きになりました。
その先生が名言を子供達に伝える活動もしてくれていたことを知り、感動を覚えました。
勝俣州和さんも僕も勝俣得男先生に
「人生に大きな影響を及ぼすヒントをもらったんだな」
と思いました。
勝俣州和さんは、ご自身で築き上げた名言を5つほどご紹介されていました。
今回はその中の1つをご紹介します。
「人生の波待ち」を楽しめる人がいい波が来た時に上手に乗ることができます。
サーファーがいい波が来るまで何時間も波を待っていることを例に、ご自身の話をされました。
勝俣さんは一時期仕事が来なくなった時期がありましたが、仕事がなくて困ったという感覚はなく楽しみに感じたそうです。
浮いた時間を使って彼女とのデートの時間を増やしました。
行き先はディズニーランドです。
自分は暇でしたが、彼女は仕事をしていたので毎日デートをすることができません。
だからデートのない日はディズニーランドのことを色々調べる時間に使ったそうです。
そうこうしているうちにテレビ番組でディズニーランド特集が組まれ、そこに声をかけられました。
ディズニーランドにかなり詳しくなっている勝俣さんは、他の人が知らないエッジの効いたコメントをスラスラ出すことができたそうです。
これで「ディズニーランドと言えば勝俣州和」というブランドが形成され、しばらく仕事が続いたそうです。
これが「波待ちをしていい波が来たら乗る」という生き方なんですね。
まとめ
この話は、2つポイントがあります。
- 波待ちをどう過ごすか
- 「いい波」をどう見極めるか
波待ちをどう過ごすか
勝俣さんのように仕事が切れた時、「楽しんじゃえ」と思えるのはその時点で既にすごいと思います。
普通はなんとか仕事を探すという行動をとると思います。
波待ち状態をチャンスと捉えて、
「次の波が来るまでに好きなこと、やりたかったことをやる。」
人生には必ず波があるので、この姿勢を身につけることはとても大切です。
「いい波」をどう見極めるか
いい波はどうやって見極めるんでしょうかね。
僕は夏になると家族で海に行ってボディボードをやリます。
ボディボードで波に乗る時、いい波の見極めを自然としています。
どう見極めをしているかというと、「見ればわかる」というのが答えです。
人生における「いい波」も同じじゃないかと思っています。
「直感的にいいと思ったことをやる。」
いいか悪いかはやってみないとわからないです。
そして、やろうとしていることは当事者である自分が1番よく知っている。
だからいいと思ったら躊躇せずにやる。
久々にテレビ寺子屋を見て、勝俣州和さんの話を聞けたのもまったくの偶然です。
お陰で昔お世話になった学校の先生を思い出し、人生の処世訓も教えてもらい有益な時間を過ごせました。
この話がみなさんのお役にも立てると幸いです。
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