新柳の教え

人生を楽しく幸せに生きるための知恵、教え、考え方をお伝えします

将棋をこれからやろうとしている人、将棋の実力が伸び悩んでいる人はリレー将棋をやってみましょう!

リレー将棋とは

みなさんはリレー将棋をご存知でしょうか?

 

リレー将棋は将棋対局の1つの形です。

将棋は1手1手順番に手を指して言って、相手の王様が詰んだらゲーム終了というゲームです。

因みに将棋では1手進めることを「指す」と言います。

よく、手を「打つ」という人がいますが将棋では「指す」が正解です。

 

通常の将棋対局は1対1ですが、リレー将棋では複数人対複数人で対局を行います。

つまり、チーム対抗の対局ということになります。

一般的には2対2で対局することが多いです。

 

例えば、Aチームに藤井さん、羽生さん、Bチームに豊島さん、渡辺さんがいるとします。

先手がAチームの場合、初手を藤井さんが指し、2手目を豊島さんが指し、と進んで

3手目、5手目は藤井さん、4手目、6手目は豊島さんが指します。

その後、7手目を羽生さん、8手目を渡辺さんという要領で1人が5手ずつ指していきます。

 

交代のタイミングは5手ずつでも1手ずつでも良いのですが、あまり長過ぎない方がよく一般的には5手ずつ指すのが良いかと思います。

 

リレー将棋の醍醐味

リレー将棋の醍醐味はチームで協力してプレイできることです。

将棋の初心者と実力がある人が組むと、初心者が指している間に形勢を損ねたとしても実力者が続く5手で形勢を戻してくれたりもします。

 

対局者の心構えも変わってきます。

通常対局の場合、相手の指す手を読みだけで良いのですがリレー将棋の場合、パートナーがどんな手を指すかを予測しながら指す必要があります。

 

このパートナーの指す手を予測するのが面白さでもあり難しさでもあります。

 

そしてリレー将棋で勝つには、パートナーの手を予測することが上手くなることも1つのポイントになります。

リレー将棋をやるタイミング

パートナーの手を読むのが難しいが為に、ある程度の実力者が将棋を指す場合は1人で指した方が明らかに勝ちやすいです。

将棋は実力者が大きいと何度対局してもほとんど結果が変わらないです。

勝っている人は勝ち続け、負ける人は負け続けます。

そうするとお互いつまらなくなってきます。

 

こうなると将棋熱が冷めてしまいますので、こういう時にリレー将棋をすることをお勧めします。

 

リレー将棋の面白さ、メリット

最後にリレー将棋の面白さ、メリットをまとめます。

  • 自分以外の力や運の要素が加わり実力とは異なる結果が出やすい。
  • チームワークの力を知ることができる。
  • 実力差がある2人が組むことにより、強い人の手を学ぶことができる。

 

本日はリレー将棋をご紹介しました。

みなさんがリレー将棋の良さを理解して興味を持ってくれることを願っています。