問題行動を改善しない人たち
仕事をしているみなさんは、職場で問題行動を繰り返す人に出くわした経験があると思います。
職場で問題行動を改善しない人は、どんな職場であっても一定量存在します。
そして、問題行動を改善しない人は以下の特徴を持っています。
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同じ問題行動を何度も繰り返す
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周りの多くの人が問題行動と認識している
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本人は問題行動を無意識に行っている
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注意しても改善しない
問題行動とは、例えば以下のようなものがあります。
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遅刻するなど、約束した時間を守らない
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やるべきことをやらない(忘れる)
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インシデントを起こす
こういう人たちに関わっている人はすごく嫌な思いをしていますが、本人はあまり気にしていない様子です。
問題行動を起こした人に注意をするとどうなる
問題行動を改善できる人の場合
問題行動を起こすことは誰しもがあります。
そして問題行動を起こす理由は以下のようなものが多いです。
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恐怖や不安、怒りなどで感情のコントロールができない
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相手への思いやりの欠如
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仕事を遂行するための知識の欠如
問題行動を改善できる人は、問題行動を起こしたことに気づき改善したいと願っています。
そして、問題行動を指摘してあげれば段々と直ってきます。
問題行動を改善できない人の場合
では問題行動を改善できない人は、改善できる人と何が違うのでしょうか。
問題行動を改善できない人が問題行動を起こす理由は以下です。
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多くの人が問題行動と思うことを問題行動と思っていない
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恐怖や不安、怒りなどで感情のコントロールができない
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相手への思いやりの欠如
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仕事を遂行するための知識の欠如
問題行動を改善できる人とほとんど同じです。
但し、1点だけ決定的な違いがあります。
「問題行動と思っていない」
だけどみんなが改善を促してくるので、問題行動を改善できない人も困っています。
そして以下のような感情が沸き上がってきます。
「私は悪いことはしていない」
「間違いは誰でもあるし、他の人も間違いを起こしてるじゃん」
「なんでみんな私を責めるの?私だって頑張ってるのに誰も評価してくれない」
「周りがおかしいんじゃないか」
こうして自己防御に走り、更に周りが見えなくなってきます。
周りの人たちが問題行動を起こしたことを責めているのではなく、改善をしないことを責めていることに気が付かないのです。