みなさんこんにちは。
今回はライザップに入会して思ったこと【その24】筋肉増量期は空腹になってはいけない をお届けします。
筋肉増量期は摂取カロリーが増大します。
1日3食だと1食当たりの食べる量が多くなりすぎて胃がもたないので、4食とか5食にする必要があります。
そして、4食、5食にする意味は胃の加減だけではなく、空腹状態を作らないという意味もあります。
今回は筋肉増量を狙う読者に向けて、空腹がなぜダメなのかについて解説します。
はじめに
筋肉増量期は筋肉に豊富な餌をやるようなものです。
栄養をたくさんあげて、筋肉にいっぱい食べてもらうことで筋肉が育っていきます。
普通の人がたくさん食べると脂肪が蓄積されていくだけなのに、減量期を通過して筋トレをしている人は筋肉に栄養がいくんですよね。
この辺のメカニズムは身体の神秘を感じる不思議なものです。
これからまずは筋肉がどう増えるのか、考えていきたいと思います。
筋肉は働きが悪いと育たない
ただ食べるだけでは脂肪が増えるだけという話をしました。
筋トレをして食べれば筋肉が増えます。
なぜそうなのか説明できますか?
その理由はある法則が働いているからです。
怠け者にはご褒美をあげない!
ここで人間を会社、筋肉を社員に例えて考えてみましょう。
会社はさまざまな活動をしています。
そして社員はその活動をする当事者です。
活動の結果、成果が出て1億円のキャッシュが得られたとします。
社員が頑張った結果であれば、社長は喜んで社員に還元します。
でも、社員がろくろく働いておらず、社長1人が動き回った結果の1億円だったらどうでしょう。
恐らく内部留保に回るでしょうね。
もちろんそれでも社員に分配してくれる社長もいるでしょうが、よほど貴徳な方でない限りあまりそういうことはないでしょう。
この例でわかっていただけたでしょうか?
働きの悪い人にはお金が回らないのが世の法則です。
筋肉も同じです。
働きが悪いと栄養がいかないようになっているのです。
だからお金(栄養)が内部留保(脂肪)に回っていくことになります。
筋トレが必要な理由がここにあります。
筋肉が何でもない状態だと栄養をやる必要がないと判断されます。
そして食べ過ぎたものはみんな脂肪に回ります。
だからこそ筋トレで筋繊維を壊し、栄養をやらないと修復できないことをアピールして栄養を回してもらうのです。
すると超回復のメカニズムが働いて、修復の結果今までより強い筋肉を再生成するのです。
空腹になってはいけないワケ
筋トレをやっていると筋繊維が壊れているので、修復するのに栄養が必要です。
だから筋肉がタンパク質などの栄養を常に求めているのです。
栄養が切れると修復するための材料が不足するので、身体の一部を分解して栄養に変えるのです。
例えば胸筋の筋繊維が壊れていて、栄養が回ってこない状態だと腹筋を分解して栄養に変えるようなことが起こるようです。
これ、共食いみたいな状態ですね。
ライザップのトレーナーの方は、こんな例で説明してくれました。
筋トレをして栄養が不足しているのは、蒸気機関車が走っているときに、走る原動力である薪が枯渇して客室の木を切り出して薪に替えているようなものです。
分かりやすいですね。
筋トレ中に薪を絶やすと自分自身を食べてしまうという恐ろしい状態が生まれるのです。
だから空腹になってはいけないのです。
食べたもの、つまり薪が何時巻ぐらい持つかは定かではありませんが、ライザップのトレーナーからは3時間置きに食事を摂ることを勧められています。
僕の場合、通常の食事以外に10時ぐらいにプロテインバーを食べ、16時ぐらいにプロテインバーか大福、どら焼きなどを食べ、という生活を送っています。
そして、ライザップのトレーナーから追加でアドバイスをもらいました。
朝起きた時はかなり栄養不足な状態です。
だから夜寝ている間に筋肉が減ります。
ですので、朝起きた直後に以前ご紹介したマルトデキストリンを摂ることをお勧めします。
マルトデキストリンというのは糖質の塊で、消化プロセスをほとんど経ることなく栄養を血液に送り出してくれるアスリート用の食べ物です。
通常の食材は食べてから消化プロセスを経て、3時間ぐらい経ってから血液に回るのですがマルトデキストリンは食べてから20分程度で血液に回るそうです。
マルトデキストリンの説明はこちらをご覧ください。
マルトデキストリンも追加することで、寝ている間の数時間を除いてずっと身体に栄養が行き渡っている状態が作れます。
僕のトレーナーは求道者という感じで、素人の僕にも最高のパフォーマンスが出るようやってくれていますが、普通の方はここまでやる必要はない気もしています。
でも筋トレをやっている方は、なるべく空腹状態を避けた方がよいのは間違いないと思います。
まとめ
ライザップに入る前に僕はいろいろなダイエット方法を試しました。
多くは筋トレをしながらあまり食べないというものばかりでした。
何となく減量をしているボクサーのような苦行がいいように思えたからかもしれません。
でもこうやって知識を得てくると、今までやってきたことは太りやすい身体を作ることばかりをやっていたんだなと気づきました。
僕のダイエット、筋トレ生活は始まったばかりですが、これからもいろんな知見を得ながら皆さんに有益な情報を提供していきたいと思っております。