みなさんこんにちは。
今回はライザップに入会して思ったこと【その18】 厳しい食事制限で分かった食べることの本当の意味 をお届けします。
はじめに
ライザップで食事制限をはじめて3ヶ月目に入りました。
ライザップでは減量期と筋肉増量期と維持期の3つにフェーズを分けています。
今僕は減量期を卒業し、筋肉増量期に入ろうとしています。
ようやく厳しい食事制限が少し緩和されます。
減量期と筋肉増量期の大きな違いは食べるものです。
何を変えるかというと、糖質を増やし脂質を減らしていきます。
減量期と筋肉増量期の栄養素
減量期は脂肪を落とし、筋肉増量期は筋肉をつけるのが目的です。
これを同時にやろうとするとうまくいかないです。
なぜかというと減量期と筋肉増量期では食べるものが全然違うからです。
減量期に摂る栄養素
減量期に摂る栄養素はタンパク質と脂質です。
タンパク質と脂質の合成により脂肪が燃焼しやすくなるという身体の原理があるようで、この原理を活用するためにこの2種の栄養素を摂ります。
糖質はゼロが望ましいのですが、多くの食べ物に糖質が入っているので自然に入ってくる分というのが大前提です。
筋肉増量期に摂る栄養素
筋肉増量期に摂る栄養素はタンパク質と糖質です。
タンパク質と糖質の組み合わせが筋肉を生成しやすいからです。
ただ、糖質は脂肪を増やす作用もあるので、筋肉生成に役立つ分だけ摂るようにします。
減量期と筋肉増量期の食べ物の比較
ここでは僕の食事を例に、減量期と筋肉増量期でどんなものを食べるのかをご紹介します。
ちなみに、僕の減量期と筋肉増量期の1日あたりの摂取量は以下の通りです。
個人差がありますので参考程度にとどめておいてください。
【減量期】
タンパク質:90g
脂質:90g
糖質:40g
【筋肉増量期】
タンパク質:120g
脂質:70g
糖質:150g
減量期・筋肉増量期共通の食べもの
- ブロッコリー
- キクラゲ
- こんにゃく
- わかめ
- めかぶ
- きのこ類
- 鶏肉
- 豚肉
- 牛肉
- 納豆
- 豆腐
- 味噌汁
- たまご
- フラクトオリゴ糖
- サラダチキン
- プロテイン
■ やはりプロテインは最強
■ 食事制限により便通が悪くなりやすいので食物繊維をしっかり摂ること
減量期の代表的な食べもの
- サバ缶
- イワシ缶
- ミックスナッツ
- MCTオイル
- オリーブオイル
■ MCTオイルはスープやコーヒーに入れて飲むなど使い勝手が良い
■ お腹をくだしやすいのでフラクトオリゴ糖など腸内環境をよくするものを併用する
筋肉増量期の食べもの
- 玄米
- 米
- そば
- パスタ
- バナナ
- りんご
- プロテインバー
■ 糖質食品には食物繊維が多いことを理解し、他の食べ物からの摂取を減らす
■ 玄米、米、そばなどは糖質量を把握するため、重量を測ってコントロールする
なぜ食事制限をするのか
食事制限はなかなか長続きしないのが一般的です。
多くの人がダイエットをしたいという気持ちがありながら、食事制限を嫌がってやりません。
食べなきゃ痩せるのは誰もが分かっているのに、こんなような言い訳を並べ立てます。
- お腹が空いちゃうじゃん
- 食べないと元気がなくなっちゃう
- 食べないと気持ちが悪くなる
- ランチに誘われると断りにくい
食欲という幻想
食欲っていったい何でしょうか?
世の中の人たちを見ていると、太っている人ほどたくさん食べ、痩せている人はあまり食べないように見えます。
これっておかしくないですか?
太っている人は身体に栄養が十分にまわっているから、栄養を脂肪にストックして太っているんですよね。
なのに食べたい。
僕はダイエットをいろいろ試していて、1日1食ダイエット、オートファジーダイエットなどをやったことがあります。
1日3食食べているとどんどん太っていき、常に空腹感がない状態で食事を摂っていたので食べることに疑問を持ち、こういうダイエットを試しました。
そして、こういうダイエットをしても食べないことに対してあまり辛さを感じないタイプです。
これは筋肉量の減少や代謝が落ちてきたことにより、栄養がそこまでいらないと身体が感じているからなのかもしれません。
あとは、食事に関するいろんな本を読みあさった時期があり、昔の人は1日2食だったことや動物はお腹が空いた時しか食べないなどの知識を得たからかもしれません。
多くの人は1日3食しっかり食べるということを、いろんなところで刷り込まれた結果、自分の身体の状態に関係なく食べなくてはいけないと洗脳されてしまっているようにも思えます。
これだけ太った人が増えてしまったのを見るにつけ、現代人の多くの食欲は本来の意味を失っている気がしてなりません。
ライザップの食事制限を実践して気づいたこと
ライザップの食事制限は僕が今まで経験した、ただ食べないというものとは全然違うものです。
ライザップの食事制限は、
身体に過不足なく栄養を届けること
を目指しているように思えてきました。
本来、食欲というものは身体が欲しているから発生する自然な欲求なので、欲求に従っていれば身体に過不足なく栄養を届けることができるはずです。
ライザップのメソッドはこれを明確に否定しているように思えます。
あなたの食欲は間違っているから、ライザップのトレーナーが食べるもの、食べる量をコントロールしますよ。
というのが核心なんだと思います。
ライザップのトレーナーが見ているのは、僕ではなく、僕の内臓なのかもしれません。
僕の内臓の消化能力がどうかを見て、食べる量を判断しているように感じる時があります。
- 食べる量が多過ぎないか、少な過ぎないか
- 栄養素の配分は適切になっているか
- 脂肪として溜まっていないか
- 筋肉は生成できているか
など、食べているものと体組成計から出る数値を見ながら、僕の身体の中の様子を見ているというのが本当のところなのかもしれません。
だから、僕が欲に負けてお酒を飲んでしまったり、食べ過ぎたりすると怒られます。
それは僕の内臓に迷惑や負担がかかるから、そういうことはやめてくれと言われているんだなということに気づきました。
この現実は、情けないとしかいいようがありません。
自分の身体を分からずに傷めといて、それを他人から指摘されているんです。
気づかないで家族にひどいことをしてしまって、他人から怒られているのと同じようなことですからね。
食べることの本当の意味
こうして考えていくと、食べることの本当の意味は食欲を満たすことではないことがはっきりと分かります。
今までは食欲を満たすために、暴飲暴食をしたりして内臓が悲鳴を上げていたのです。
内臓は何も文句も言わず、僕が困らないように一生懸命働いて身体に栄養を届けたり毒素を分解したりしてくれています。
そんな内臓に感謝したことはなく、お腹の調子が悪かったり、胃がムカムカしたりすると機嫌が悪くなったりしていました。
とんでもないことですね。
食べることの本当の意味は、
内臓が無理なく消化プロセスをこなし、必要な栄養が摂れるものを届けること
考えてみれば消化プロセスはすごいですよね。
何を食べても食べたものを栄養素に分解して、身体の各所の届けてくれるのですから。
どんな人間にも備わっている天才的な能力です。
僕の頭では絶対分からない難しいことを、勝手にやってくれていることにもっと感謝しなければいけないし、大事にしてやらないといけないと思いました。
ライザップで食事制限をすることで、僕の内臓は随分と喜んでいるんじゃないかと思います。
おかげで体調は以前よりずっとよくなっているし、身体も引き締まってきたし、筋肉もついてきました。
内臓さん、本当にありがとう。
これからもよろしくお願いします!
現代人の食欲は幻想である可能性が高く、真に受けてはいけない
食べることの本当の意味は、内臓が仕事をしやすい物資を送ること
食事制限の真髄は自分の身体を知ること!
当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。